太陽が2つ
今週のお題「激レア体験」
今から25.26年前の話です。
私が小学3年生か4年生の時に元旦の初日の出を見るために、父親と弟の3人で祖父の家の近くの山に車で行きました。
山の中腹から遠くまで眺めの良い毎年恒例の場所です。
遠くの山の地平線から太陽が昇ってくるのを見ることが出来ます。
毎年、元旦に朝早く起きて行く、初日の出にワクワクしていたのを覚えています。
日の出時刻を車の中から待っていました。
近くには別のお爺さんも車で待機してます。
うっすらと日の出が見える付近には、霧の様な雲がかかっています。
日の出付近がだんだんも山の裾が赤くなってきました。
これまで見たものよりも赤みがかってる気がします。
近くのお爺さんは、車から降りてきて、日の出を拝んで帰っていきました。
出てきた太陽は、すぐ上にかかっている霧の様な雲に消えていきそうになった時、その下から眩しい、黄色い太陽が昇ってきました!
これは、毎年見ている太陽の色です。
今日はいつもより、赤いね。と、話しながら帰ろうとした時の出来事でした。
後に小説の1Q84で2つの月がある世界の様子が描かれているのを読んだ時、この時のことを思い出しました。
雲に反射して見えた、蜃気楼のようなものなのかと思いますが、ネットで同じ様な現象が無いか調べましたが、出てきませんでした。
あれは、どういう現象だったのかと、不思議に思います。
偽物?の太陽を拝んで帰ったお爺さんにも知らせてあげたいのと、あのお爺さんは偽物と知らずに拝んで帰ったことを家に帰って母親や祖父母に話したことを覚えてます。
一度目の偽物太陽は、若干大きく、赤い、ぼやっとしている、そんな特徴でした。
この現象をご存知の方がいたら教えて下さい。